和矢　／　和矢・フランソワ・ローランサン・黒須

マリナシリーズでいうと、一応、ヒーローであるはずの和矢。

性格がやさしくて意地っ張り…。
意地っ張り度合いはマリナシリーズのなかでもトップクラス。
瀬木貴興氏に『僕の可愛い意地っ張りクン』（『愛よいま風にかえれ』参照）と言われた響谷薫より上であることは確かですね。
無理をするにも、どこかしら可愛げがあるような感じで、それが“意地っ張り”という表現に結びつくのでしょう。


あと、スポーツ万能！
ひとみキャラ、とくにマリナシリーズにおいては運動能力が秀でているキャラばかりなのですが、
総合的にスポーツができる、というのはやはり和矢なのかもしれません。何となく、ですが………・
小学校の休み時間に、ドッヂボールして遊んでたイメージです。
水泳のイメージはあんまりないのですが、川で泳いでたのでやっぱり得意なのでしょう（『愛の迷宮で抱きしめて』参照）


和矢はヒーローだというのに、扱いは…なんというか、あんまりな感じで………。
無個性とまで言わる始末。
ひとみ先生いわく、『愛の迷宮で抱きしめて』のラストで和矢は死ぬ予定だったと明かしておられますが、
どんなに無個性でも、和矢が死んでいれば、今のマリナシリーズはなかっただろうし、
シリーズとしてここまで発展していたとも思えないので、いてもらわなくてはならない存在です。
なぜ無個性といわれるかといえば、私は、ひとみ先生の中にも彼に対して
固定的なイメージがなかったからではないからではないかと思います。

そういえば、谷口亜夢さんも描きにくいって言っていたような………。

いや、でも私は和矢は好きですよ。

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